ひつじの野望-創作編-

うーん、カテゴリはどっちだろうか、
内容的には、お化けじゃ無いから、ブログ的でいいのか。

そんな訳で、開始です。
 

現在、何故か納期と言う、素敵な単語に追い掛け回されてます。
この時期付き物ですよねぇ。
 

そんな中、昨日は午前中で終わったので、午後が空いたので、
遊ぶか、日頃の睡眠不足を解消に、寝るかの二択状態で、
睡魔が勝ってた、ねむねむ。。。と思ってたんすけど・・・。
 

それを待ってたかの様に、知り合いの不動産屋がやってきた。
その人が言うには、引きこもりで家賃滞納の、店子を尋ねるので同行してほしいって言うんだ。
眠さが勝ってた私としては、布団布団・・だったんすけど、
提示したギャラに、眠気が飛びまして・・・嗚呼金の亡者。。。
それでJRのS線で、Aって駅から徒歩数分のマンションへ、
車で無いのがポイント。
何かを想定してたんでしょうねぇ・・・・(遠い目

管理人へ挨拶をしたんですが、何か怯える目だったんだよねぇ、ちょっと気になる。
目的の部屋へ移動する。
エレベーターを昇りながら、何となく聞いてみた。
「何でこの人だけ、訪問する訳？」
「普段はこんな事しませんよ、でもね、このお客様の母親がうちに来てね、
凄い剣幕なのよ、うちの息子が電話もかけてこないし、おかしいってね。」
「・・・・子離れ出来てない親じゃんよ。」
「そうなのよね、でも、この店子の家賃が、もう4ヶ月滞納なのよ。」
「普通さ、親が来たら、保証人は親だろ、だったら払わせたらいいじゃんよ。」
｢書類上はそうなるのよね、その線で話を持ってったらね、言われちゃったのよぉ。」
あー。想像つくなぁ・・・この人じゃ・・・。
と、心の中でぼやいたら、続けた。
「息子の安否を見てきたら、滞納分は支払います、すぐに確認してきて下さい！」
「ほぉ」
「でねでね、それが、今日の午前中だったのよぉ。」
「ほぉ・・・。それで、午後からうちへ来たと・・。おれの安眠を妨害したと？」
「あうあうあうあう」
顔を真っ赤にして、下向いてイジケだしたので、余り弄るのも可哀相なので、
この辺にしとくか、いくらやり手の不動産会社の２代目のお嬢様（26）だし。
小柄で小動物をイメージさせる女性なので、傍目にはやばい関係に見えるな・・・。

部屋の前に到着

私、そっち系書くのも仕事＆趣味の一部ですので、実体験がある訳で、
見えたりするんですよ。
ドアの前です、なーんかね、ドアがね薄暗いんですよ。
隣接する、他の部屋のドアみても普通、チョコ色の、共同住宅のドアですよ、
しかしですよ、ここのドアはチョコの色なのに、何故だろう、黒に近いんですよ。
嗚呼、ここヤバイだろと思ったけど、ここで帰る訳に行かないので、
鍵を開けさせたですよ。

ここで、不思議・・。
普通、管理人が同行するはずなんですが、何故か管理人は、
部屋番を聞いたら引いたのです・・・。
それって、まさか・・・。
で、ドアの前に戻る・・・。
法的に良かったんだっけなぁ？と思いつつ踏み込む。
台所、食器が山になってる、足の踏み場も無いほど、物が溢れてる、
独身男性の独特の部屋だな、うんうん。
横を見る、部屋の壮絶さで頭抱えてる・・。
「きったないわぁ、何よコレ。」
置いといてあがる、持ってきたスリッパに履き替えて進む。
納期前の、某ゲーム制作会社並の乱雑ぶりだなぁ・・。
台所からベランダへの間に、二間あるというので、左右にドアを確認、
見た感じ、台所も、ドアにあった黒さが満ちてた。
その延長で、右のドアに、濃厚な黒が見えるんす。
そこ、開けたく無いなぁと思ってたら、空気読まずに開けたよ・・・お嬢さん・・。
で、ちっこいのの後から、開けたドアを覗こうとしたら、この子フリーズ・・・。
あぁ、想像通りでした。
部屋の真ん中、モノに埋もれて、人の形をしたものが、転がってましたよ。
こっからは、うちらの管轄じゃないからね、お上に電話を・・・する前に、
管理人へ報告行こうと思ったけどね、お嬢さん固まってるんで、
抱っこして、廊下まで連れ出した、人は硬直すると、本当に石像みたいだね。
スリッパから靴へ、履き替えさせて廊下へ出して、管理人室へ電話して、昇ってきてもらって、
うーん、管理人も呆気に取られてるよ。
進まないんで、仕方ない、警察呼んだわさ。
で、何で私がこ、んな普通に対処したかと言うとですね、
自分とこの物件で、何度か遭遇してるんですよ、今は冬だから、
まだ姿あるじゃないですか、大体遭遇したのは、夏だったので、敢えて書きませんが、
そんなのに遭遇してるんで、多少の動揺はあれど、すぐに正気になるんす。
それに、黒いの見てるし、今までの感じで、黒いアレは、死を意味するかなぁと、
個人的見解です。

行きに車で無かったのを後悔しましたよ。
お嬢さんショックで、呆けてしまってねぇ、帰りはタクシーで高かったorz
部屋まで連れ帰って、先代の社長へお嬢さんを渡して、一部始終を報告。
念のために、塩水作って、嗽をさせて、ベッドの脇に盛り塩作って、
手持ちのお守り預けて帰ってきましたわ。
一応保険にね、難題つけられても困るんで、予防です。

で、帰ってきて、嗽して、ブレスレット式の数珠つけて、安眠。

今朝もですね、さぁお仕事開始と思ったら、襲撃されまして、
お払い行くわよって、息巻いてますので、こっそりぼっそり、昨日の惨状を言えば、
「あうあうあうあうあう」と小動物ばりに、可愛くなったので、
知り合いのそっち系の人に会いに行って、処置してもらいましたわ。
で、その人会うなり。
「また、変なとこ行ったのか、懲りないなお前は。」
と、顔見て最初に言うなよ全く・・・。
「そっちの子に乗ってたんで、お前に対してはかなり絡んでたんで、処分しといたわ。」
あぁ、やっぱりなぁ、昨日から夜中に、家鳴りしてたんだよなぁと告げると、
小動物は、尚一層震えてた。


はっ・・・、預けたお守り返してもらってない・・・。orz
 

そんでそんで、何故昨日の今日で、これ書いてるかと言うと、
関係者に書いてもいいよってOK貰ったからです。


 

世の中色々なフシギあるもんすねぇ・・・。
って、これはブログじゃないか・・・OKOK