今、目の前にある、それは、やや黒味の掛かった赤。
白い部分が、殆ど無いのですよ。
おかず方面は、全部赤っぽい色が混じっておいでです。
何が言いたいかって?
それは、今テーブルの上に、鎮座してます、ランチボックス。
差し入れの名目で、直接頂、テーブルの向かいに座っております。
手には、絆創膏なんてかわいいものでは無く。
包帯なんすけど・・・・。
どうして、こうなったのかをお話しましょう。
事の起こりは、半年ほど前に遡ります。
春の頃、毎年何名か、私のとこへ、弟子志願が参ります。
特に弟子とか、取れる身分もありませんし、
本業以外も、色々やってるので、来てもらっても正直困ります。
現状、アシさん2名、秘書さん1名で事足りてますし、
3名とも、身内なので、融通が利くので、時間とか色々ね。
で、春に、少し前に、お世話になった学校からの打診で、
一人預かってほしい・・と。
ブログの方で、前に書いたと思いますが、
いいとこのお嬢さんでして、執事とメイドつきで来たんですよ。
確かに、いいとこのお嬢さんばかりの学校だったので、
その手の子がくるとは、思ってたのだけど、ギャップには、
驚きまして、メイドさんが居ないと、身の回りのことできないので、
正直、社会的に使えませんで、仕事的に、時間が朝も夜も無いので、
食事も、外でといきません、故に、お家ご飯になるので、
採用の条件に、料理が出来るってのも、必須の条件してます。
で、今度の方、自分の世話も出来ませんで、料理は、メイドがすると、
そう言いますので、一ヶ月様子をみて、悪いですがと、お断りしました。
産まれてからずっと、人にやって貰うのが当たり前、
そいう生活されてた人ですから、簡単には変われませんよね。
辞めて貰った後に、無言電話とか、悪戯じみた事が多々ありましたが、
それは割愛で。
先日、お盆過ぎた辺りに、打診ありまして、
料理を習い始めましたと、お弁当を作りますので、是非試食をと、
そんな経緯がありまして、今がある訳です。
で、目の前に、赤いおむすび。
テーブルの対面に、いつかの話のお嬢様。
後ろに控える執事さんは、何故か日本刀を左右の手で持ち、
いつでも、抜刀できる体制。
その横で、メイドさんが、鋭い視線で、こっちを見てる。
正直、こっから逃げたいんですけど・・・・。
食中毒とか起こしたら、マジで命とられそ。
でも、そうなったら、この子の親父さんに、色々恩を着せられそうで、
とっても怖い。
親の方を良く知ってるだけに、もう逃げ場無いのか・・。
腹決めて食うか・・・。
・・・・これが、黄色いひつじの、最後の文章だった・・・。
とか、成らないようにしなくてわ。
PR
そういえば - 緑風
そんな事があったと聞いたような・・・。(遠い目
生き延びておられて幸いでございます><、
あっ、ここへのコメントは確認したら消してくださっても結構でございま(うわっ、何をすry