ひつじの野望-創作編-

なんだこりゃ、そんな話です。

最近は、視る方は鈍く成ったようで、
変なモノを視たり、遭遇する機会は減りました。
が、場に呼ばれるって言うんですかね、
そんな事は、多々ありまして、今回は、そんな時のお話を、
しましょうかね。

・写真
一昔前、まだフィルムなカメラの時代は、心霊写真とか、
その手の写真が、多々出てましたが、昨今デジタルになったら、
パタリと無くなりましたよね、PCで楽に加工できちゃいますから。
そんな、デジタルなカメラでも、意図しないモノが、
映りこむ事もあるんだなってお話です。

少し前に、３月いっぱいで、解体をして欲しい物件があると、
不動産屋からの情報の元、都内は、浅草下町の風情ある一角へと、
下見がてら行って来ました。
そこは、道の奥で、袋小路になってて、行き止まりには、
先の家の塀があり、その手前、左手に２軒の木造の、築はそうね、
戦後すぐに、建てた感じの家がありまして、
地図片手に、大体の大きさを目算してたときに、何て言うのか、
こー、引っかかるような、呼ばれてるような、変な感覚がね、
直感で、ここは、長いこと居たらいけないなって、危険を感じたので、
早々に、物件写真をデジカメに収めて、帰途につきました。
戻る道すがら、後を振り返ったらいけない、振り返ったらヤバイ、
と、思ってましたよ。
そして、帰宅して、デジカメのプリントするので、写真を整理してたら、
あー、やっぱりねー、オーブって奴ですか、光の魂、
あれが、小さいのが、写真の画面上半分を覆ってたり、
大きな光の魂が、１こ左の家に光ってたりで、厄介なモノだなと、
中でも一番ヤバイと思ったのは、２軒間を写した写真。
隙間にね、白っぽい細い腕が写ってたんすよ。
瞬間、「あー、こりゃダメだ」と、声に出してましたよ。
毎回毎回、碌なネタ持ってこない不動産屋だよ。
写真は、プリントアウトしたものと、SDカード、
まとめて御祓いして貰いました、そして消したSDカード、
何となく嫌だったので、オークに出しちゃった･･･。
あ、その物件ですが、未だに解体されずに、そのまま残ってますよ。
逸話があるのですけど、それはまた次回・・・・覚えてたらね。

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